ソフトバンクは中古車のサブスクリプション(定額課金)サービスに参入する。携帯料金の引き下げで本業の通信事業が苦戦するなか、インターネットを使った中古車売買を手掛けるシンガポールのカーロと組み、収益基盤を整える狙いだ。カーロが持つ人工知能を活用し、過去の中古車価格や耐用年数などから料金を設定、競合する中古車のサブスクサービスより割安に提供する。半導体不足や中国・上海のロックダウンに伴う部品不足が響き納車までに半年以上かかる新車が相次いでいるなか、中古車のニーズは強く、ソフトバンクは中古車サブスクの需要も大きいとみている。
ソフトバンク、中古車サブスクに参入 AI活用、料金割安に
2022/09/20 日本経済新聞 朝刊 9ページ 619文字