TPP 高まる妥結機運

2,014年5月11日(日) 読売新聞朝刊2面

鶴岡主席交渉官は10日、記者団に対して「日米交渉の進展に伴ってTPP交渉が最終段階に向かっている」と述べた。日米間の農産品関税や自動車分野の実質合意で、これまで進展がなかった他国との交渉が進むとされる。例えば、全ての貿易品の関税撤廃の要求をしていたニュージーランドは日米協議での米や牛肉などの関税維持という決定を受けて要求撤回を余儀なくされた。また、ベトナムなどの新興国に先進国並みの経済ルールを作ることについての日米の合意によって、日本は米国と新興国間の隔たりの仲介役も担う意向だ。

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