豪政府、LNG輸出規制を検討

世界最大の液化天然ガス輸出国のオーストラリアで国内のガス不足懸念が高まっていることを受け、豪政府は10月1日までにLNGの輸出規制検討の手続きを始めるか判断する。キング資源大臣の広報担当は「ガス輸出は地域のパートナー国のエネルギー安全保障を支え、豪州の経済発展に寄与する」と強調した。豪競争・消費者委員会は8月初旬に、南東部を中心に需要の1割のガス不足が出ると予測した。輸出規制に対象は東部の国内市場に実質的にガス供給していないLNG事業者だ。

2022/9/15 日本経済新聞 朝刊11面

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