税収67兆円で最高 しかし歳出142兆円の半分

財務省は5日、2021年度の国の一般会計の決算概要を発表した。企業の業績回復を背景に税収は昨年の60.8兆円を6.2兆円上回り、67兆円と2年連続で過去最高額を更新した。しかし新型コロナウイルス対策の予算が膨らみ、歳出142兆円の半分も賄えない状況が続いている。予算の中身を精査して支出を抑えなければ、政府の目標である25年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化は難しい。

 

(2022年7月6日 日本経済新聞 朝刊5ページ)

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