各地の火力発電所でトラブルが起きている。2日に東京電力と中部電力が折半出資する千葉火力発電所で火災があり50万キロワットの設備の運転が止まった。東北電力では3日夜に東新潟火力発電所で火災があり、出力上限を約6割に落とした。政府は全国的な電力の逼迫を受け、老朽火力を稼働することで電力の確保に務めているが古い設備ほどトラブルが起きる恐れがある。この2ヶ月間に起きた発電所の予期せぬ停止は900万キロワット分を超え前年度から3倍程度に急増した。
2022/07/05 日本経済新聞 3面
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