段ボールシートの取引価格上昇

段ボール箱の材料である段ボールシートの取引価格が約3年ぶりに上昇した。原因としては原料である段ボール原紙と物流費の高騰によるという。値上げ決着の決め手となったのは、快調な需要環境である。全国段ボール工業組合連合会(東京・中央)によると、段ボールの出荷量は21年が36億6千万平方メートルで前年比4・2%増。22年3月の速報値でも3億3600万平方メートルと前年比3%伸びている。シートの値上がりを受けて箱メーカーは取引先との値上げ交渉を本格化させている。

(2022年5月18日 日本経済新聞 朝刊17ページ)

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