成城石井を上場へ、ローソンブランド強化目指す

ローソンが2023年度までに完全子会社の成城石井を東京証券取引所に新規上場する方針を固めた。成城石井は4期連続で最終増益を記録する優良子会社。ただ、コンビニと高級スーパーで顧客層が異なり、プライベートブランドを共通販売しているセブンイレブン・ジャパンとイトーヨーカ堂ほどの効果は見られなかった。コンビニ市場の飽和も指摘されるなか、上場で得た資金で競争が強化するコンビニ事業の強化にあてるとみられる。品ぞろえで競合店との違いを出すのが難しくなるなか、これまで以上にブランド戦略の重要性が高まっている。これからは「日常をローソンでと言われ続ける」ためのマーケティングが必要とみる。

「虎の子」成城石井を上場へ、ローソン、コンビニ改革急ぐ、ブランド戦略・販促強化

2022/04/14 日本経済新聞 朝刊13ページ 1565文字

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