中高年の雇用流動化の拡大

中高年の転職が活発になっている。新型コロナウイルス禍をへて企業が新たな成長事業の立ち上げを急ぐなか、経験が豊富な人材への需要が高まっているからだ。今までは国内の転職は35歳が限界と言われてきたが、現在41歳以上の伸び率が最も大きくなっている。中高年の追い風は賃金にも表れている。転職後に賃金が上がった人の割合が過去10年で増加している。賃金アップの見込める年齢の境目が底上げされてきたことが中高年の転職の背中を押している。これからの転職を考える働き手は年齢に縛られずリスキリングの機会を持てるかが重要となってくるとされている。

2022/04/17 日本経済新聞 1面

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