製薬MR、デジタル化で7年連続減少

新型コロナウイルス下で進んだデジタル化により、医薬情報担当者(MR)の働き方が大きく変わっている。オンラインを活用した情報提供が急速に広がり、人員削減が相次いだことで、国内のMRは7年連続で減少している。MR数は通常、各社の主力製品の投入状況に左右され、鳥居薬品では売上高の3分の1を占める主力製品の販売終了に伴い、MRを200人程度減らした。GSKではコロナ下でウェブ会議などが増え、医師と接点を持つ手段の4割ほどがオンラインになっている。中外製薬や米メルク日本法人のMSDなど、人を介さずにロボットが自動で会話する人工知能(AI)チャットボットを導入する企業も増えた。その分、専門的な仕事に専念できる利点がある。

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