日立、脱炭素を見える化

日立製作所はブロックチェーン技術などを活用して工場の機器ごとの再生可能エネルギーの利用を可視化する手法を開発した。2月に自社施設にシステムを導入し、2021年度内にも外部企業に提供する。世界的に脱炭素の取り組みが求められている中、環境分野のDXで幅広い企業を支援していく。特に中小企業にとっては脱炭素化のハードルは高いが、施設全体で再生エネ化ができていなくても、「この商品の製造には再生エネ由来の電力を利用している」などと商品やサービス単位で環境への配慮をアピールできるようになる。利用している電力の一部を再生エネに変えれば済むため、企業にとってはコスト負担を抑えられる。

日経産業新聞4ページ(2021/9/29)

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