二酸化炭素の排出量増加、具体的な行動を

国際エネルギー機関(IEA)は、21年の二酸化炭素が前年日4.8%増えると予想した。排出量増加の原因は新型コロナウィルスで低迷した景気が回復したことにあり、15億トン増加すると見込まれており、この量はEUの3分の2の排出量に相当する。増加分の大半はアジアに集中しており、中国景気回復が欧米に比べ早かったことが影響していると考えられる。この予想についてIEAのビロル事務局長はこの状況を変えるためには、省エネ、再生可能エネルギ―、ゼロエミッション車、原子力発電に力を入れるべきだと主張した。具体的な削減目目標を掲げているが、行動を起こさなければ状況は変わらない。

日本経済新聞(2021年4月21日)

世界のCO2排出再び悪化 今年4.8%増、IEA予測: 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

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