本人認証の隙をつき悪用、SIMカード1万枚取得

警視庁は10月、電子計算機使用詐欺容疑で会社役員の男を逮捕した。捜索で押収されたSIMカードは1万枚を超える。データSIMを利用し、電子決済ペイペイから新規登録のポイント特典を受け取って不正に現金化していた。不正に得たポイントは2千万円に上る。「1=1携帯番号」という前提の本人認証の隙を突かれた。データSIMの取得も本人確認を厳格化し、ルールの見直しを検討していく必要がある。(2020/11/3  日本経済新聞 朝刊 39)

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