米巨大IT企業の7~9月期の決算が29日に出揃った。グーグルの親会社アルファベットの純利益が前年同月比59%増の112億4700万ドル、アマゾンの純利益は同三倍の63億3100万ドルに達した。コロナ渦の中、世界でネット広告、ネット通販が多く利用されるようになったことが要因として見られている。
また、在宅勤務が増え、企業がデータやソフトをインターネット上に置く「クラウド化」の動きが加速するなか、この分野で世界首位のアマゾンとマイクロソフトは大きく業績を伸ばした。
さらにその勤務や勉学の中では、Appleの製品が利用され、7~9月期で過去最高の売上高を記録した。
2020年10月31日 朝日新聞 朝刊 2経済 009ページ