米アップルや米フェイスブックなどのIT大手は、拡張現実(AR)や仮想現実(VR)を手がけるベンチャーの買収を加速している。その背景にある5Gネットワークの整備が進めば、数年以内にAR/VRビジネスが普及すると予想される。アップルが5月に買収した米ネクストVR(NextVR)は、VR業界で「次世代を担うベンチャー」として期待されている。米オレゴン大学のOregon Reality Lab.では、認知症患者がVRを使って家族とチャットすることで症状の改善を試みたり、歩行障害を持つ人が仮想空間で自由にソーシャル活動をすることで精神的なストレスを軽減したりする研究を進めている。(日経20/7/6)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61024960R00C20A7000000/