スパコン世界一「富岳」多くの用途期待

日本の企業と研究機関が開発したスーパーコンピューター「富岳」が、計算速度において世界一位となった。日本のスパコンが世界一位となったのは「京」以来8年ぶりである。富岳は神戸の理化学研究所にあり、京の約40倍の計算速度を3倍程度の消費電力で実現している。昨今のスパコンは米中の2強となっていたが、富嶽は今回2位の米スパコンの2.8倍の計算速度を誇る。また、日本のスパコンは産業や研究分野の計算を幅広く行う汎用性が求められている。富岳は薬の候補物質の探索など、分野によっては京の100倍もの性能を発揮するとされ、材料開発など様々な分野での活躍が期待される。
(2020/6/23 讀賣新聞 25頁)
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