2014年4月10日 日経 日刊 3面
STAP細胞論文の不正問題を巡り、主執筆者の小保方春子氏と、同氏が所属する理化学研究所との対立が泥沼化している。事態がこじれた一因は理研による調査の初動のまずさにあった。また小保方氏が9日に開いた会見では、論文に不正があったかが焦点となった。論文で新しい発見を世に問う科学者としての姿勢、STAP細胞が本当に存在するのかの確認などとは別次元の問題となってしまった。
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