抗生物質が聞かない細菌の原因の一端を解明

2013年 1月8日 火曜日 日本経済新聞 朝刊 16面

東京大学の若本祐一准教授らは、遺伝子に変化がないのに、抗生物質が効かない細菌が一部存在する原因の一端をつきとめた。それらの菌には、抗生物質の働きを高める酵素がほとんどなかったという。これにより、抗生物質が効かない細菌には増殖を遅めるなにかが含まれているという、長年信じられていた仮説が覆されることになる。将来的には、感染症治療の効率化や、新しい抗生物質の開発に役立てられるとみている。

カテゴリー: 新聞要約   パーマリンク

コメントを残す