AIで肝がんを判定

東京大学や島津製作所は、肝臓がんを人工知能(AI)を活用して診断する技術を開発した。研究グループは、肝がん患者と健常者を合わせた約1600人を対象に、年齢や身長、血液の成分などの16項目のデータを集めてAIに学習させた。学習後のAIは患者の年齢や腫瘍マーカーなどを重視して肝がんの有無を判定していた。専門医が診断するときの根拠に近いという。電子カルテのクラウド化などで患者データがさらに集まれば、AIによる診断の精度は向上するとみている。他のがんや病気の診断にも応用できる可能性が高いという。(2019年6月6日 日本経済新聞 5頁)

Screenshot_20190606-125712

カテゴリー: 新聞要約   パーマリンク

コメントを残す