KADOKAWA 直接取引店を拡大

KADOKAWAは消費者が求める本を実店舗に早く届けるため、出版取次会社を介さない直接取引店を1000店舗から数年以内に3300店舗に増やすことにした。これは国内の実店舗の書籍市場の約8割に相当するとみられる。届けるのは出版取次会社を経由するのが一般的だが注文から1~2週間かかる場合があった。注文から早ければ翌日に届けたり印刷会社を介さずに自社印刷する書籍を増やしたりして、アマゾンなどのネット書店に対抗する。
 出版取次会社は書籍を書店に届ける物流機能と、売れた書籍の代金を書店から回収する金融機能を持つ。金融機能は取次会社が担うが、物流機能はKADOKAWAが手がけることで消費者に素早く本を届ける。
 
2018/07/22 日本経済新聞 朝刊 1面

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