VR会議の可能性

エンターテイメントや広告が中心だったVR(仮想現実)が会議を変え始めている。リコーITソリューションズ、KDDIは9月末に一部部署にVR会議を導入、NECでは人工知能が参加するVR会議の実証実験を始めた。VR会議では、オフィスにいても自宅にいても会議に参加できる。テレビ会議では、会議の中心は実際に会議室にいる出席者になり、在宅勤務者はオブザーバー的な立ち位置になりがちだったが、VR会議では同じ環境で出席できる。また、情報の量をコントロールでき、発言者を匿名にすることで意見を出しやすくしたり、空間を自由に使えるため、工場などの現場を会議室に再現できるなどのメリットが挙げられる。課題としては機材の費用が高額であるということが残るという。

12.4.日経産業新聞 3ページ

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