アマゾンと提携から経営破綻へ

アマゾンの登場で、街からは本屋やCD屋、電器店が姿を消した。アマゾンの前に散っていった企業に多いのが、実はもともとアマゾンと提携していたというケース。11年に破産した大手書店チェーンのボーダーズは01年に、オンライン販売をアマゾンに任せる提携契約を結んでいた。その後契約を解消したが、この間に貴重な顧客の購買データなどをアマゾンと共有し、結果的にアマゾンの成長に貢献してしまった。同様の契約を17年に破綻したトイザラスも結んでいた。いずれもアマゾンに貴重な顧客情報やノウハウを献上し、自らは経営破綻に追い込まれた。

日本経済新聞 2018年9月6日 7面

IMG_20181128_142445

カテゴリー: 新聞要約   パーマリンク

コメントを残す