アマゾン ファッション業界へ参入

アマゾンは今春都内に撮影スタジオ開く。日本のファッション業界を開拓する意思表示とみられる。TOKYO BASEの谷正人最高経営責任者は「アマゾンで売るつもりはない」と言う。書籍から食品まで低価格でそろうのがむしろデメリット。トレンドや世界観を大切にするファッション産業ではブランドイメージの毀損につながりかねないとみる。アマゾンになびかないブランドはファッション通販サイト、ゾゾタウンに頼る。アマゾンの手数料が成約の1割台なのに対し、ゾゾは3割超。高くても消費者の個性と好みに応えたいメーカーやセレクトショップを吸い寄せる。ユニクロはリアル店舗の魅力を高めようと、国内外の全商品を対象にICタグを取り付け始めた。さらに今後は購買履歴のデータ分析で需要を予測し品ぞろえのいい店作りを追求する。

日本経済新聞2月4日朝刊1面

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