小売業、AIを活用

小売り大手がAIを活用して競争力を高める。ヨーカ堂はAIによる需要予測の実験を始めた。一部商品を対象にNECや野村総合研究所など4社のAIを使い、精度の比較検証を進めている。各社のAIがそれぞれ発注数を予測し、実際の商品の売れ行きとの差を競う。それぞれのAIは売上や客数といった実績値とその日の天候などの要因を照らし合わせる深層学習を繰り返す。精度が最も高い企業のAIを採用する計画。他にも、ファミマは新規出店の可否判断にAIを導入した。人手不足や人件費の上昇に直面する小売業では生産性の向上が課題。AIを活用して生産性を高めたり売上高を伸ばしたりする取り組みが広がりそうだ。

日本経済新聞 7月1日7面

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