ドローン、自ら位置把握

理化学研究所の浜中政俊チームリーダーらはドローンが飛行中に自ら機体の位置を把握する技術を開発した。ドローンに積んだレーザーを機体の真下に照射して、予めドローンを飛ばして作った3次元マップと照合すればどこを飛んでいるのかが分かる仕組みとなっている。この機能を使えばGPSの精度が低くなる山間部でも途切れなく位置データを集める事が出来る。群馬県昭和村でのこの機能の実験は、200m四方の空域内を飛ぶドローンの位置を98%の精度で把握出来たという。理化学研究所は3年以内の実用化を目指す。

(2018/06/18 日本経済新聞 9面)

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