シダックス、カラオケ事業撤退

シダックスはB&Vにカラオケボックス事業を譲渡、店舗運営から撤退した。客単価の下落に耐えきれず採算悪化を招いた。料金が安い平日の昼間に訪れる学生や高齢者が増えきており、フリードリンクで料理を頼まないケースも多く、事業者側からみると割に合わない。さらに最近増えているのが「1人カラオケ」。シダックスはグループを想定して広い部屋を設けてきただけに、客単価の下落で採算悪化に歯止めがきかなくなった。立地も郊外や地方の幹線道路沿いが中心だったが、車を使ったカラオケ利用が減少。都市型への転換が遅れた。

日本経済新聞 6月1日 朝刊 13面

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