中小も利用するお手軽AI

人口知能(AI)を活用した専門サービスが中小企業の間で広がっている。サービス提供の主役はスタートアップ企業。経営診断や与信管理など煩雑な手続きを効率化。既存サービスより価格が5分の1になるなど、「お手軽AI」が中小企業の経営に役立ち始めた。お手軽AIの背景にはクラウドサービスの普及がある。米IT大手が開発した中核技術をベースにスタートアップが個別業務に特化したサービスを割安に提供しやすくなった。新サービスを手掛けるスタートアップと、大規模なサーバーや人員を抱えたくない中小の距離が縮まる。最近は地銀が融資先の経営支援にスタートアップのサービスを活用する事例が増えており、お手軽AIの普及に弾みがつきそうだ。

日本経済新聞 5月14日朝刊 7面

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