機械式駐車場 点検強化へ

国土交通省は機械式駐車場の管理者向けに、設備の点検項目をリスト化した維持管理の指針案をまとめた。交通省によると、機械式駐車場では、17年3月までの10年間に少なくとも36件の死亡・重傷事故が発生した。これを踏まえ、人の侵入を感知する装置や警報の点検強化を求める。200項目及ぶチェックリストの導入で故障や不備を見つけやすくする。機会駐車場は設置台数が増加する一方、設置後の点検方法を具体的に示した規定はないため、点検の項目や頻度は業者によって違い、精度にばらつきがあった。そこで指針案のリストを導入することで点検が適正な水準に達しているかを判断するはたらきになるとみている。
(2018/5/16 日本経済新聞 34面)

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