人に懐くマウス 交配の末誕生

人間をあまり怖がらない野生のマウスから12世代にわたって交配させた結果、人間に積極的に近づいてくる性格になったと国立遺伝学研究所の研究グループが4日、 英科学誌に論文を発表した。人懐こさに関わるとみられる遺伝子も見つかったという。遺伝研の小出准教授らは、野生マウスのうち、比較的人間を怖がらないマウスを選んで交配させた。その後も各世代から人になつきやすい32匹を選び、4年間で12世代にわたって交配を繰り返した。するとマウスは、人間が手をさしのべただけで積極的に近づいてくるようになった。

朝日新聞 7/4

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