大阪市の南港で、強い毒を持つ外来種の「ヒアリ」が見つかった。国内での発見は4例目で、初めて女王アリが見つかった。発見が相次ぎ、ほかに女王アリがいる可能性もあることから、日本にヒアリが定着するリスクが高まっていると指摘される。南米産のヒアリはすでに米国や中国、豪州などで定着。ニュージーランドでは侵入後に根絶に成功したが、巣の発見から根絶の確認までに2年がかかった。国内に入り込んだ他の外来種と交雑し、より凶暴な「雑種」を作る可能性もあるという。
2017/07/05 朝日新聞
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