裁判員選任で欠席が増加。長引く審理を敬遠か。

裁判員制度に最高裁は裁判員を選ぶ手続きを欠席する人が増えている原因について、「審理の日数が長くなっていることが影響している可能性が高い」との分析結果をまとめた。審理予定日数は09年は平均3・4日だったが、16年は6・1日。開始当初の2倍近くになっている影響か、仕事や育児で辞退が認められた人を除いた候補者のうち、選任手続きに出席した人の割合は、2016年が64・8%。制度が始まった09年の83・9%から下がり続けている。最高裁は選任手続きへの出席を促すため、呼び出しの通知を再送するなどの対策を検討する。

2017/5/21 日本経済新聞

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