津波 バクテリアで軽減へ

東日本大震災で起きたような津波の規模をバクテリアで抑える研究が、海洋研究開発機構高知コア研究所で行われている。地震の震源となる大陸と海洋の両プレート境界の浅い部分を炭酸イオンを分泌するバクテリアで固着させ、海底が一度に動く大きさを減らして津波を小さくしようというのだ。実験では、摩擦力が約10%増加し、境界が一気に動くのをある程度抑制する感触を得た。しかし、バクテリアを送り込む方法など課題は多く、浜田研究員は「実用化は遠い。だが、津波軽減もあり得ないことではない」と話している。

5/8 毎日新聞

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