カエルの粘液でインフルエンザ予防の可能性

インド南部に生息するカエルの皮膚から分泌される粘液に含まれているペプチド(ウルミン)がH1型インフルエンザウイルスを撃退する可能性があるとの研究論文が18日、発表された。研究チームが致死量のH1型インフルエンザウイルスに感染させた実験用マウスの鼻にウルミンを注入したところ、マウスは生き延びることができた。今後、ウルミンが人間のインフルエンザの予防的治療に使えるかどうかや、カエルが生成する他のペプチドがデング熱やジカ熱の病原ウイルスに対して有効かどうかなどを確認するためには、さらに研究を重ねる必要がある。

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