仏大統領選、中道・マクロン氏優勢、極右・ルペン氏と決選。

フランス大統領選は23日の第1回投票で勝ち残った2人が5月7日の決選投票に向けて動き出し、3位で敗れた共和党のフランソワ・フィヨン元首相と5位社会党のブノワ・アモン前国民教育相はマクロン氏支持を相次いで表明した。3人の得票率を単純に足すと50%に達し、決選投票ではマクロン元経済産業デジタル相が優位に立ったとの見方が広がる。ただ、敗退した2人とマクロン氏とは移民政策などで違いがあり、2人の支持者がマクロン氏に投票するかは不明だ。マクロン氏が優勢だが、極右国民戦線のマリーヌ・ルペン党首が反欧州連合と反移民の票を集めて接戦になる可能性もある。

2017/04/25 日本経済新聞 朝刊

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