中国で初めて、ゲノム編集技術を人に適用

中国・四川大学の研究グループがゲノム編集技術を初めて人間の患者に適用したと、英科学誌ネイチャーが報じた。研究グループは臨床試験で肺がん患者の血液から細胞を取り出し、免疫反応を司る遺伝子をゲノム編集技術で操作した。がん細胞を攻撃するよう改変した後患者に戻したという。グループは病院の生命倫理委員会の承認を得て実施したとしており、今後計10人に対し同様の試験をする計画がある。まずは6ヶ月間経過を観察して安全性を確かめる予定だ。

2016.11.16 日本経済新聞

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