熟練技、AIで再現、農水省、若年層の就農促す

農林水産省は若年層の就農を後押しするために人工知能(AI)を活用する。熟練者の技術をAIに覚えさせ、未経験者でも簡単に農作業を学べるようにする。
ベテラン農家の頭部に専用カメラを装着し、果実を間引きする際にどのような花・実を選ぶかをAIで記録、分析する。その結果を若者の研修に使う。
高齢化で就農人口は今年初めて200万人を切った。国内農家の平均年齢は67歳に達し、耕作放棄地は富山県の面積に匹敵する。

2016/08/30 日本経済新聞 朝刊 4ページ

 

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