人工知能 初の倫理綱領 悪用防止求める

人工知能が人類や社会への脅威になるのを防ぐため、研究者が守るべき倫理綱領の素案を人工知能学会倫理委員会がまとめた。プライバシー問題や新たな格差を生み出す可能性を踏まえ、悪用防止の努力を求める内容。人工知能の倫理を巡り国内で初めて、専門家が公に検討する案となる。素案では、人工知能の自律性が意図に反して社会に有害な影響を与える可能性があると指摘。人工知能の可能性と限界を社会に伝える活動を研究者に求めている。国内では5月、内閣府で議論が始まっており、国の議論にも影響を与えるとみられる。

朝日新聞 2016年6月6日

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