銃規制進まずまた惨劇 米国内、民間に3億丁

米国では銃による事件が後を絶たない。銃で亡くなる人は年間3万3千人。多くは自殺者が占めるが、学校や公共施設を狙った銃撃事件も相次ぐ。米国で民間人が所有する銃は約3億丁といわれ、先進国の中で突出して多い。事件が起きる度に銃規制の声があがるが、なかなか実現しない。米国では銃所持の権利が憲法で保障されており、規制には反対論も根強く、規制に反対する全米ライフル協会(NRA)といった有力な団体が議会などに圧力をかけていることも影響して、なかなか対策がとれない状況にある。

朝日新聞 夕刊 2016年6月13日 12面

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