格安航空会社(LCC)の世界シェア、25%へ

アジア太平洋航空センターによるとLCCの座席数ベースの世界シェアは2015年に25・5%に達した。2000年代半ばは15%程度にとどまっていたが、アジア新興国の中間所得層の拡大などを背景に世界でLCCの需要が急伸した。日本では12年に豪カンタスグループと日本航空が出資するジェットスター・ジャパンや、ANAホールディングスが出資するピーチ・アビエーションが運航を始めた。国土交通省の調査では日本発着の国際線に占めるLCCのシェアは12年の4・3%から14年には7・5%に高まった。

日本経済新聞 2016年5月15日 朝刊 3面(総合)

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