パリ協定―地球温暖化対策の新たな枠組み

「パリ協定」で「REDD+」という仕組みを奨励することが決まった。途上国を中心に世界各地で熱帯雨林の減少が続いている。こうした問題を解決しようと、資金や技術を持つ先進国と途上国が連携し、宇宙や地上から違法伐採などを監視する新たな仕組みが動き出した。何も対策をしない場合に比べて、どれだけCO2排出を減らせたかを見積もる。その量に応じて先進国から途上国に資金が提供される。将来は、資金を出す先進国に排出枠が与えられる見通しだ。

日本経済新聞 2016年4月24日 朝刊 23面

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