日本の言論状況、海外からも懸念の声

日本の報道の自由が脅かされていると、国連特別報告者のデービッド・ケイ氏が日本の言論状況に警鐘を鳴らした。ケイ氏は放送法や憲法改正草案、特定秘密保護法について指摘。報道側の問題では、記者クラブ制度やメディアの権力側との距離の取り方に触れた。今年の報道自由度ランキングで、日本は世界180ヵ国・地域で72位。2010年の11位から下がり続け安倍政権となってからの順位低下が著しいという。ネット環境は政府介入が少なく世界でも高い自由度を誇るからこそ、最近の報道傾向に海外からの注目が集まる。

2016.4.24 朝日新聞 朝刊 34面(社会)

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