安らぐ?「ロボ受話器」

2015/07/14 読売新聞
国際電気通信基礎技術研究所(ATR)などは13日、高齢者がロボットを通じて遠方の人と対話する事業を行うと発表した。当面は高齢者施設にロボットを貸し出して事業を始め、将来は在宅の高齢者にも対象を広げるという。
ロボット「テレノイド」はATR内の特別研究所の所長を務める石黒浩・大阪大教授が開発。抱きかかえた状態で電話のように通話できる。人間の外見をあえて単純化した外観で、高齢者が相手の顔を自由に想像しながら話す効果を狙っている。石黒教授は「認知症などで介護が必要な高齢者がテレノイドで会話すると、情緒が安定する効果がみられる」と話す。

カテゴリー: 新聞要約   パーマリンク

コメントを残す