大成建設、ビルの電力を“地産池消”

2015/07/06 朝日新聞 4ページ
大成建設は、ビルで使うエネルギーを太陽光発電でまかなう実験が成功したと発表した。人のいる所だけを照らす照明などで、同じ規模のビルと比べエネルギー消費量を75%減らした。外壁の半分の面積には太陽光発電をするうすい膜を張り、屋上には太陽光パネルを設置して発電させた。循環する冷水を使った冷房や効率的な照明や空調を組み合わせたことで成功した。
建設費は通常の1.5~2倍。電気代などは減らせるため、大成は通常の1.2倍まで建設費を抑えられれば普及するとみている。2020年までの実用化をめざす。

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