2015年5月25日 東京新聞 夕刊
東日本大震災の被災地・岩手県陸前高田市の水田で、市のブランド米「たかたのゆめ」の田植えが進んでいる。市は今年四月、ブランド米を第一次産業復興の柱と位置付け、農林課に「たかたのゆめ係」を新設。 安心・安全な米を目指すが、昨年は農薬・化学肥料を通常の米作りと同じように使う田んぼもあった。今年はブランド力強化のため低農薬、低化学肥料の特別栽培だけにする。陸前高田市は七月から始めるふるさと納税制度で、納税者にたかたのゆめをプレゼントする計画もしており、名前の通り「ゆめ」がどんどん広がる。