税収豊かな区 賛成票多く、高齢化率と反対票率比例

2015/05/18 日本経済新聞

「大阪都構想」の住民投票の開票結果を24の行政区ごとに分析すると、反対多数になったのが13区、賛成多数は11区と拮抗した。エリアとしては市中心部で賛成票が多く、高齢者の多い区や税収の少ない区で反対票が多かった。1人当たり税収額と賛否の関係をみると、中央区や北区など企業が集まり税収が豊かな区で賛成票が上回る一方、西成や住吉、旭など税収の少ない区は、「行政サービスの低下や、財政格差が区の格差につながる」との懸念が根強く、反対票が多かった。

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