碧南火力で脱炭素化探る

国内最大の石炭火力である碧南火力発電所では、燃焼時に二酸化炭素を出さないアンモニアを混ぜて燃やす「混焼」技術の開発が進んでいる。原発の再稼働や再エネの導入に限界がある中、既存の火力インフラを活用できる本技術への期待は高い。JERAはバーナーの改良により、混焼率を60%に引き上げる実証試験を計画しているが、熱効率の低下や有害な窒素酸化物の発生抑制といった技術的課題の克服が不可欠である。中部地方の製造業にとってサプライチェーン全体の脱炭素化は急務であり、本事業の成否は地域の成長戦略に直結している。

2026/7/7  日本経済新聞

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