学校や自治体で子どものデータを集めてAIで虐待リスクを判定する取り組みが進む一方、専門家は「本末転倒なDX」になる可能性を指摘している。データ入力の手間が増えて現場の負担がむしろ重くなることや、形式的な情報だけでは子どもの本質が見えにくくなるといった点を指摘したうえで、ビッグデータ不足で精度にも限界があると述べた。虐待防止にはAIより人手が重要で、安易なDX導入は問題を悪化させかねないと警告している。
2023年09月06日 朝日新聞
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