東京大学は2022年に「メタバース工学部」を設立し、今年で3年を迎えた。これは正式な学部ではなく、小中高生向けのジュニア講座や社会人向けのリスキリング講座などを含むプログラムで、現在受講者数が大幅に増加し、企業支援も拡大している。特に女子や地方の生徒への活動が成果を上げ、工学部女子比率も上昇した。背景には地方での情報格差や理系離れの課題があるが、講演活動や多様性推進を通じて改善を目指している。
朝日新聞 2025年08月04日
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