2024年度の入試で、国公立29大学が理工系学部に女子枠を設け、約580人の募集に1300人以上が出願したことが判明した。女子枠は女性のみを対象とした定員で、理工系分野での女性人材の拡充を目的とする。志願倍率には差があり、最も高かったのは山陽小野田市立山口東京理科大の6.53倍。東京科学大や名古屋工業大なども高倍率だった。一方、北見工業大など5大学では定員割れが発生した。2025年度からは京都大や大阪大も女子枠導入を予定しており、今後の広がりが注目される。
6月18日 朝日新聞朝刊1面
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