日本のR&D投資効率が低下。

日本の研究開発(R&D)投資効率が低迷している。GDP比では他の先進国と大差ないものの、投資が利益に結びつく力は過去30年間で大きく低下した。2021年には投資額の約30倍の付加価値を生んだが、1990年の75倍から大幅に落ち込み、他国と比較しても低い水準である。日本企業は既存技術への依存が強く、新興企業の育成が進んでいないことが課題である。特に大企業主体の研究開発が多く、スタートアップの技術革新が進まないことも問題視されている。大企業と新興企業の連携が効率改善のカギとなる。

2024.10.14.日本経済新聞 朝刊 3ページ

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