10月株価 政策見極め

今週は米国発のアノマリー(経験則)「10月効果」が意識されるタイミングだ。10月は株価が弱含み、投資家が神経質になりやすいとされる。世界的恐慌を引き起こした1929年の「暗黒の木曜日」、87年の「ブラックマンデー」といった歴史的な暴落も10月に起きた。9月28日早朝の大阪取引所で日経平均先物の夜間取引は3万7440円で終えた。日経平均株価の27日終値に比べ230円強(6%)低く、週初の日本株は大幅下落で始まる公算が大きい。自民党総裁選の結果を受けて円相場が急上昇するなど為替の変動率が高まっており、株式投資も積極的に買いにくい。

2024年9月30日 日本経済新聞日刊

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